兄妹の喧嘩シーンの舞台。縄文期の洞窟遺跡(藪地洞窟遺跡)
うるま市・藪地島にある洞窟。「ちむどんどん」で兄妹が喧嘩をするシーンの舞台になった。縄文時代の生活跡が見つかった藪地洞窟遺跡としても知られる。
洞窟は、静かに眠る。ジャネー洞は考古学の世界では「藪地洞窟遺跡」の名で知られ、縄文時代の土器や生活の跡が発見された歴史的な洞窟だ。うるま市与那城屋慶名から藪地大橋を渡って着く藪地島に位置し、『ちむどんどん』では比嘉家の兄妹が喧嘩をする場面のロケ地として使われている。 子供時代の兄妹関係を描くこの一幕は、洞窟の奥に広がる暗さと静けさが、どこか心情の揺れを映すようでもある。洞窟内部は足場が整備されておらず照明もないため、訪れるなら懐中電灯を用意し、足元を確かめながら進む必要がある。洞窟の入口は開けているが、内部は奥に進むほど天井が低くなる場所もあり、頭上に注意しながら進みたい。 橋を渡ってすぐの藪地島自体は人口の少ない小さな島で、目立った観光施設は他にない。洞窟見学とあわせて、島全体の静かな時間を楽しむような訪問になるだろう。歴史遺跡としての価値と、ドラマのワンシーンとしての記憶が同じ洞窟に重なっている点は、この場所ならではの面白さといえる。海中道路を挟んだ宮城島のアクナ浜と組み合わせれば、うるま市の離島エリアを1日で巡るドライブルートに仕立てられる。訪問は日中の明るい時間を選び、単独での深部への立ち入りは避けたい。
アクセス: 藪地大橋で藪地島へ。洞窟内は照明なし、懐中電灯推奨。