暢子らの通学路、今帰仁城跡に隣接する住民の生活集落
今帰仁村今泊にある、今帰仁城跡に隣接する集落。「ちむどんどん」で暢子ら比嘉家の子供たちの通学路として描かれた、住民が生活する集落道路。
今帰仁城跡の駐車場に車を止め、徒歩で坂を下っていくと、今も住民が暮らす今泊集落の道に入る。今帰仁城跡は2000年11月、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された史跡で、14世紀には北山王の居城として栄えた。発掘調査では中国や東南アジアから運ばれた14〜15世紀の陶磁器が多数出土しており、当時から貿易で栄えた拠点だったことがうかがえる。現在は入場料(2023年時点で大人600円)を払って城跡を歩くことができ、その足で坂を下れば今泊集落に入る流れができている。世界遺産の城跡と生活集落が地続きになっているという構図は、沖縄本島の他のグスク周辺にも共通する光景だ。
「ちむどんどん」では、比嘉家の子供たちが学校へ通う通学路として、この集落の道が繰り返し描かれた。世界遺産という有名な観光地に隣接しているぶん訪れやすいが、集落そのものは生活の場であることを踏まえたい。公共の道路部分に限って歩き、住宅の前で立ち止まって撮影したり大声を出したりせず、私有地には立ち入らない。早朝や深夜の訪問も控えるのが望ましい。集落を歩く際は、観光客としてではなく、住民の暮らしのそばを通らせてもらっているという意識を持ちたい。桜の名所でもある今帰仁城跡と合わせ、花見の季節に歩くのもおすすめできる。
アクセス: 今帰仁城跡の駐車場を起点に徒歩でアクセス。公共の道路部分のみ通行すること。