光が死んだ夏

モクモクれんによる漫画を原作とした、モキュメンタリー風のクィアホラーアニメ。山あいの過疎集落で幼い頃から一緒に育った佳紀と光。ある日一週間ほど失踪した光が帰ってくるが、佳紀は「光」が何か別の"ナニカ"に入れ替わっていることに気づいてしまう。舞台は三重県と奈良県の県境、名張川流域の山間地域がモデルとされ、エンディングクレジットには御杖村役場・津市・三重県立白山高等学校への取材協力が記されている。過疎化する山村の閉塞感と、恐怖と紙一重の親密さを丁寧に描いた作品。

『光が死んだ夏』聖地巡礼ガイド

「光が死んだ夏」の聖地は、三重県津市の白山町・美杉町・久居エリアから、県境を越えた奈良県御杖村、名張市まで、名張川流域の山あいに分布する。エンディングクレジットで御杖村役場・津市・三重県立白山高等学校への取材協力が明記されており、これは編集部の調査で公式に確認できる聖地情報としては数少ない強い典拠になっている。原作の舞台は過疎化が進む山間の集落そのものだが、住宅や生活道路への言及は避け、学校の外観・神社・駅・チェーン店舗など、訪問しても地域の生活を妨げない公共性の高い場所のみを厳選して掲載している。

白山町・美杉町エリア(希望ヶ山高校のモデル校と給水塔)

佳紀と光が通う「希望ヶ山高校」のモデルとされる三重県立白山高等学校と、校門前の食堂「ぶんてん」が集まるエリア。少し足を延ばした美杉町のJR名松線・伊勢奥津駅には、作中の給水塔のモデルとなった、2024年に国登録有形文化財となった実物の給水塔が今も駅構内に残る。現役の高校のため敷地内には立ち入らず、外観の見学は校門前の公道からにとどめること。

御杖村エリア(御杖神社)

県境を越えた奈良県御杖村の御杖神社は、夏祭りのシーンが描かれた舞台。倭姫命の伝承を持つ古社で、名張川沿いの静かな山里に鎮座する。過疎化の進む集落そのものが物語の重要な背景であるため、神社境内以外の生活道路・個人宅への立ち入りは行わないこと。

久居・名張エリア(日常のチェーン店舗群)

イオン久居店・サイゼリヤ久居インターガーデン店・セブンイレブン津市久居駅前店・近鉄大阪線久居駅・万代名張店は、佳紀たちの日常の買い物・通学シーンのロケ地。山間の集落から一歩出た生活圏として、劇中の等身大の日常を感じられるエリア。いずれも営業中の店舗のため、長時間の滞在や店舗運営の妨げになる撮影は控えること。

アクセス

起点は近鉄大阪線「久居駅」または名張駅。白山高校・伊勢奥津駅・御杖神社周辺は公共交通が非常に薄く、実質的に車での移動が前提になる。御杖神社は近鉄「名張駅」からバス・車で30分程度。

ベストシーズン

高校は現役校のため、訪問は土日祝の日中が望ましい。原作・アニメの放送期に合わせるなら夏(7-9月)が雰囲気に合うが、山間部のため夏場の車移動は熱中症対策を。

聖地一覧

舞台の地域

三重県の聖地巡礼