第12話のロケ地
津市美杉町の温泉リゾートホテル。第12話のロケ地になった。
山あいの集落に観光の灯をともしてきたのが、津市美杉町八知の「火の谷温泉 美杉リゾート」だ。ホテルANNEXはその宿泊棟にあたり、里山の自然に囲まれた田舎体験型のリゾートとして、宿泊のほか日帰り温泉「姫石の湯」、自家製地ビールを造る火の谷ビール工場の見学までを一つの敷地でまとめて提供している。周囲は棚田や杉林が広がる、旧美杉村の面影を残す土地で、近隣には「三多気の桜」で知られる三多気地区もある。四季を通じて表情を変える山々の緑もこの施設の魅力の一つだ。アニメ『光が死んだ夏』第12話では、山間の集落を舞台にした物語の終盤に、地域の観光施設として登場する。過疎が進む山村の日常と地続きの、里山観光の拠点としての一面を静かに伝えるロケ地だ。物語の異様な出来事が起こる集落と、こうした観光施設としての側面が地続きにあるという事実自体が、山里という舞台の重層性を物語っている。営業中の宿泊施設であり、宿泊者以外が館内や温泉施設に立ち入ることはできない。見学や撮影は外観や敷地の公共部分にとどめ、宿泊者や従業員の迷惑にならないよう配慮したい。JR名松線「伊勢奥津駅」から車で10分ほどの距離にあり、本数の少ない路線であることも念頭に置いておきたい。聖地巡礼で美杉エリアを巡るなら、伊勢奥津駅の給水塔とあわせて一日で回れる範囲にある。『光が死んだ夏』のロケ地は津市美杉町エリアに集中しており、伊勢奥津駅の給水塔からこのホテルまで、山間の集落を舞台にした作品世界を車で一日かけて巡る聖地巡礼者も多い。美杉町は津市の中でも特に山深いエリアで、公共交通の便が薄いだけに、事前に行き方と滞在時間の計画を立てておくことが欠かせない。
アクセス: JR名松線「伊勢奥津駅」から車で約10分