咲子が電話しながら歩く山道
JR五日市線「武蔵五日市駅」からバスでアクセスする檜原村の山間の道路。『Tシャツが乾くまで』第5話では、瀬尾咲子が電話をしながら歩くシーンのロケ地として使われている。
山あいを縫う一本道が、樹林の切れ間から谷筋をふっと覗かせる。東京都檜原村1622番地付近、JR五日市線「武蔵五日市駅」からバスで入った先にある公道だ。檜原村は島嶼部を除く東京都で唯一の「村」で、推計人口は1700人台まで減り、65歳以上が半数を超える。総面積の9割以上が林野で、標高は224メートルから1500メートル超まで一気に跳ね上がる。多くが秩父多摩甲斐国立公園の一角に含まれ、都心からわずか1時間ほどの距離にこれだけの起伏があることに驚かされる。道幅は狭く、対向車とすれ違うのに苦労する区間も少なくない。 『Tシャツが乾くまで』第5話では、瀬尾咲子(蒼井優)が電話をしながらこの道を歩いた。周囲に人影はなく、風にざわめく木々の音だけが響く。都心の日常から切り離された場所で、一人の時間と向き合う咲子の心情が静かに描かれている。 歩道はない。車の往来もあるため、通行する車両への配慮を忘れないでほしい。具体的な地点の特定が難しい山道であることから、座標はあくまで目安の範囲として扱われている。路肩に立ち止まる際は短時間で済ませること。行き交うバスの本数も限られるため、時刻表は事前に確認しておきたい。
アクセス: JR五日市線「武蔵五日市駅」からバス