安房グリーンライン(館山市広瀬付近)

最終話、充の乗ったバスが走る道

館山市から南房総市へ房総半島の内陸を抜ける道路、通称・安房グリーンラインの館山市広瀬付近。最終話(第10話)、充の乗った路線バスが田園の中を走っていく場面の撮影に使われた。車内で充が男の子に声をかける印象的な場面の背景。

館山市の市街地から南房総市の白浜・千倉方面へ、房総半島南部の内陸を貫いて走る道路が、通称「安房グリーンライン」だ。海沿いの国道を避けて田畑と低い丘陵の間を抜けるルートで、信号が少なく見通しがよい。周囲には水田や畑、点在する集落が広がり、房総らしいのどかな景色が続く。ロケ地になったのは、館山市広瀬付近の直線区間である。

『Tシャツが乾くまで』最終話(第10話)では、瀬尾充(松山ケンイチ)が乗った路線バスがこの道を走っていく場面が撮影された。車内で充が、ひとりで座っている男の子に「大人になると、行ける場所、増えるから」と声をかける印象的なやり取りが描かれ、愛されない子ども時代を過ごした充が、同じような境遇の子どもにそっと寄り添う姿を示す場面になっている。第8話以降、咲子が身を寄せた館山・南房総の海辺の物語を締めくくる情景でもある。

現役の道路で、路肩に停車できる場所は限られる。撮影目的での路上駐車や、車道に出ての撮影は絶対に避け、安全に停められる場所から眺めるにとどめたい。公共交通で訪れるのは難しく、JR館山駅からレンタカーなどで向かうのが現実的。第8〜9話の原岡海岸やハラオカハウス、内房なぎさラインとあわせて、車で海辺のロケ地をたどる行程に組み込むとよい。

アクセス: JR内房線「館山駅」より車で約15分(公共交通での訪問は困難)

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作品

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