高山祭の屋台彫刻を模した宮川の橋
宮川に架かる橋。春の高山祭の屋台装飾を模した彫刻が見どころ。宮川朝市通りの北端。
鍛冶橋は、高山市中心部を流れる宮川に架かる橋で、宮川に沿って毎日開かれる「宮川朝市」の通りの北端に位置する。橋の欄干には、春の高山祭(山王祭)で街を練り歩く豪華な屋台の装飾を模した彫刻がほどこされており、観光客の目を引く高山らしい意匠になっている。高山祭は日枝神社(山王祭)と桜山八幡宮(八幡祭)の例祭からなる、ユネスコ無形文化遺産にも登録された飛騨地方随一の祭礼で、鍛冶橋周辺の欄干装飾はその屋台文化を街の景観に取り込んだものだ。橋を渡ってすぐの一帯には高山陣屋や古い町並みが広がり、朝市通りを歩く観光客の多くが行き来する要所のひとつだ。「氷菓」ではこの橋がオープニング映像および第18話「連峰は晴れているか」に登場し、3年前の悲劇の真相を追う折木奉太郎と千反田えるの足取りをたどる場面の背景として使われている。飛騨高山観光公式サイトの「氷菓」ロケ地紹介ページでも紹介されている、シリーズの舞台としてはよく知られたスポットのひとつ。橋自体は生活道路としても使われているため、撮影の際は歩行者や車両の通行を妨げないよう歩道から行うのが望ましい。宮川朝市通りや弥生橋など、他のロケ地とあわせて歩いて回れる立地の良さも魅力になっている。
アクセス: JR高山駅から徒歩約10分。