飛騨国一之宮、最終話の舞台
飛騨国一之宮。最終話「遠回りする雛」の舞台となった古社。
飛騨一宮水無神社は、高山市一之宮町にある飛騨国の一之宮(その国で最も社格の高いとされる神社)で、御神体である位山を背後に戴く古社。創建の年代は定かではないが、古くから飛騨国一帯の信仰の中心として崇敬を集め、毎年4月3日に行われる例大祭「生きびな祭り」では、少女たちが生きた雛人形として着飾り雅楽の音とともに神前で舞を奉納する、全国的にも珍しい祭事が今も続いている。「氷菓」では、この水無神社が最終話「遠回りする雛」に登場し、シリーズを通じて描かれてきた古典部の一年間の物語を締めくくる重要な場面の舞台になっている。エピソードの題名自体も「生きびな祭り」を思わせる構成になっており、飛騨地方の伝統行事が物語の結末に重ねられている。飛騨高山観光公式サイトの「氷菓」ロケ地紹介ページでも紹介されているスポットのひとつで、近くにある巨木「臥龍桜」とあわせて、シリーズ最終話のロケ地として一緒に紹介されることが多い。高山市街の中心部からは離れた一之宮エリアに位置し、車またはJR高山本線「飛騨一ノ宮駅」からのアクセスが基本になる。境内は現役の神社であり、例大祭時には多くの参拝者・観光客で賑わうため、聖地巡礼として訪れる際は一般の参拝者としてのマナーを守り、社殿や境内での撮影は他の参拝者に配慮して行うこと。
アクセス: JR高山本線「飛騨一ノ宮」駅から徒歩約10分。