第4話背景の老舗旅館
大洗の商店街近くにある老舗旅館。TVシリーズ第4話の背景として登場したとされ、現在も営業を続ける現役の宿泊施設。
大洗駅から歩いて10分ほど、町の中心部近くに「旅館福本楼」という老舗旅館がある。地元の旅館組合・観光協会にも名を連ねる現役の宿泊施設で、大洗磯前神社や商店街のコラボ店舗とも近接し、町歩きの拠点として使いやすい立地だ。大洗磯前神社といえば、岩の上に立つ「神磯の鳥居」が景観写真家に人気の名所として知られる。大洗はもともと漁業とあんこう料理で名を上げてきた港町で、ガルパン以前から観光客を集めてきた土地でもある。2012年に『ガールズ&パンツァー』が放送されて以降、大洗町は列車のラッピングや商店街のキャラクターポスター、自衛隊の戦車展示まで含めた町ぐるみのタイアップを進めてきた。福本楼もその流れの中で知名度を上げた宿の一つで、TVシリーズ第4話の市街戦シーンの背景として建物が描かれたとされ、地元の巡礼案内でも紹介される存在になっている。旅館は今も現役だ。館内にはコラボパネルが置かれ、宿泊とあわせて聖地巡礼を楽しむファンが訪れる。建物そのものの詳しい歴史を記した資料は少ないが、大洗の宿泊施設の中でも古くからの一角を占めている。ただし現役の営業旅館である以上、館内見学は宿泊者としての利用が前提だ。外観の撮影も宿泊者やスタッフの出入りを妨げない短時間にとどめ、宿泊を検討するなら繁忙期の早めの予約を心がけたい。町全体が作品と歩んできた分、旅館一軒の見学だけで終わらせず、周辺の商店街も含めて歩くと大洗の今がよく見えてくる。
アクセス: 大洗駅から徒歩 10 分