劇場版の海岸戦シーン
大洗の海岸沿いに立つ老舗ホテル。劇場版の海岸戦シーンの背景として登場し、現在も営業を続ける宿泊施設。
『ガールズ&パンツァー』の制作陣は、当初「このアニメで町を巻き込まない」「経済効果の話をしない」という約束を交わして大洗町にロケハンを依頼したという。港町でありながら東京からも遠くないという地理条件が、大洗を舞台に選ばせた理由のひとつだった。眺めは変わらない。 作中では大洗町が学園艦の母港として描かれ、サンクス(現ファミリーマート)をはじめ町の店舗・宿泊施設・交通機関・役場までが協力し、街並みがほぼ忠実に再現されている。大洗海岸に面して立つこのホテルも、劇場版で海岸線を舞台にした戦闘シーンの背景として描かれた建物のひとつだ。太平洋を望む眺望を特徴とする、現在も営業を続ける宿泊施設である。 宿泊客やスタッフの動線を妨げないよう、外観の撮影は公道や海岸側からの短時間にとどめたい。ロビーや敷地内への無断の立ち入りは避けること。大洗駅から徒歩圏内にあり、大洗磯前神社や商店街とあわせて歩いて回れる立地にある。日帰り入浴や食事のみの利用ができるかはプランによって変わるため、事前に公式サイトで確認しておくと安心だ。「町を巻き込まない」という当初の約束から始まった協力関係が、今もこの海岸沿いの街並みに息づいている。 劇中で描かれた戦車戦のような荒々しさとは裏腹に、実際のホテルの佇まいはあくまで静かな保養地の宿だ。太平洋の波音を聞きながら、劇場版のワンシーンを思い出す程度の距離感で外観を眺めるのがふさわしいだろう。
アクセス: 大洗駅から徒歩 10 分