杖突峠

第9話 リンがなでしこと通話する峠

諏訪盆地と八ヶ岳連峰を一望できる峠で、標高約1247m。無料展望台からは諏訪湖・霧ヶ峰・八ヶ岳を360度に近い視界で見渡せる。

標高約1247m。杖突峠に立つと、視界が一気に開ける。無料の展望台からは諏訪湖・霧ヶ峰・八ヶ岳をほぼ360度に近い視界で見渡すことができ、天候が良ければ富士山まで見えることもある。ヘアピンカーブの続く山道を抜けた先に、この眺めが待っている。峠は伊那と諏訪を結ぶ国道152号沿いにある。 峠の茶屋は江戸時代から高遠と諏訪を結ぶ交通の要所として、旅人の休憩地に利用されてきたと伝わる。今も地元産の五平餅などの軽食を出し、バイクや車でツーリングを楽しむ客の定番の立ち寄り先になっている。峠を吹き抜ける風は麓より確実に冷たく、季節が一段先に進んだように感じられることもある。 第9話では、リンがこの峠に立ち寄り、なでしこと通話するシーンが描かれた。展望台から諏訪湖を見下ろしながら電話をする、あの場面である。一人で出かけるキャンプの途中、峠の上で誰かと話すという行為には、孤独と繋がりが同時に描かれているように見える。 中央自動車道の諏訪ICから車で約20分、公共交通は不便なので車での訪問が基本になる。展望台は冬季(12月〜3月)は休業となるため、訪れる前に営業状況を確かめておきたい。峠の茶屋で一息つきながら、リンが見た景色を自分の目で確かめてみるのもいいだろう。伊那側から登ってくるか、諏訪側から登るかでも、峠に着くまでの時間帯の光の当たり方が変わってくる。キャンプ道具を積んだ車が行き交うのも、この峠らしい光景の一つだ。

アクセス: 中央自動車道「諏訪IC」から国道152号経由で車で約20分(公共交通は不便)

登場シーン

作品

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