第4・5話 甲府盆地を見下ろす露天温泉
「あっちの湯」「こっちの湯」の2つの露天風呂を持つ日帰り温泉。甲府盆地と富士山を一望できる立地で、名物の温玉あげが人気。
野クルが初めてのキャンプへ向かう道中、名物の温玉あげをほおばりながら景色を眺めるのが、第4話・第5話の「ほったらかし温泉」のワンシーンだ。1個130円の温玉あげは、この施設の名物になっている。「こっちの湯」は1999年7月、「あっちの湯」は2002年12月に開業し、2つの露天風呂を持つ日帰り温泉として営業してきた。「ほったらかし」という名は、最低限の設備を限られたスタッフで運営するため、行き届いたサービスは提供できないと正直に伝えるために付けられたという逸話が地元で語られている。「あっちの湯」の営業は日の出の約1時間前に始まり、5月から7月ごろは午前4時、12月から2月ごろは午前6時が開場の目安で、閉場は通年午後10時(最終受付は30分前)だ。早朝は日の出を待つ人で賑わうため、静かに湯につかりたいなら開場直後を避けるのも一つの手になる。露天風呂からは甲府盆地の夜景と富士山を同時に望め、季節が変わるごとに雲海や雪景色など違う表情を見せてくれる。露天風呂の縁に腰掛けて夜景を眺める時間は、キャンプの疲れを癒すのにちょうどいい。中央本線・塩山駅からタクシーで約15分、中央自動車道・勝沼ICからは車で約20分だが、山道のカーブが多く運転には注意したい。入浴施設である以上、脱衣所や浴室内での撮影は禁止されている。開業当初は屋根だけの簡素な脱衣所だったというが、建て替えを経た今も、富士山と夜景を望む開放的な浴槽という骨格は変わっていない。
アクセス: JR中央本線「塩山駅」からタクシーで約15分、または中央自動車道「勝沼IC」から車で約20分(山道カーブ多数)