進撃の巨人コラボお守り授与所
日田市田島に鎮座する神社。「進撃の巨人」とのコラボレーションで、作品にちなんだ限定デザインのお守りの授与を行っている。
大原八幡宮の創建伝承は古く、『日本文徳天皇実録』によれば慶雲元年(704年)、杉の木の下に神が降り立ったことに由来するという。江戸時代の1624年、日田代官・石川忠総の手で現在の田島の地に移され、誉田別尊・大帯姫命・比大神の三柱を祀る日田最大規模の八幡宮として今日まで続く。現存する社殿は1794年の建立、随神門はさらに古く1687年に建てられたもので、境内の建築だけでも百年単位の時間の積み重ねを感じさせる。一の鳥居から本殿まで続く参道は木漏れ日が心地よく、四季を通じて地元の人が散歩がてら訪れる姿も見られる。境内奥の森には大きなクスノキが茂り、社の歴史の長さを枝の広がりが物語っている。参道の木々に囲まれた境内は静かで、地域の氏神として今も田島の住民に大切にされている雰囲気が伝わってくる。祭事も多く、9月には放生会を伴う仲秋祭、3月15日には無形民俗文化財に指定された米占い祭りが行われ、年中行事の少なくない神社だ。『進撃の巨人』の原作者・諫山創氏は日田郡大山町(現・日田市)の出身で、この縁から境内では作品にちなんだ限定デザインのお守りが授与されている。原作の話数を特定できる場面があるわけではなく、あくまで作者の出身地としての結びつきだが、聖地巡礼者が立ち寄る記念スポットになっているのは確かだ。お守りの授与時間や在庫は季節や行事によって変わるため、訪れる前に神社か日田市観光協会へ確認しておくといい。現役の宗教施設である以上、鳥居前での一礼や社殿への無断立入りを避けるといった、参拝者として当然のふるまいは崩さないでおきたい。
アクセス: 日田市中心部から車で約 10 分