宝満宮竈門神社

主人公と同姓の神社として2019年以降に参拝者が急増と報道

天武天皇2年創建とされる古社。「竈門炭治郎」と同姓であること等から2019年末以降『鬼滅の刃』の聖地として参拝者が急増と報道された。

宝満宮竈門神社は、福岡県太宰府市の宝満山(竈門山)に鎮座する古社で、社伝では天武天皇2年(673年)、修行僧・心蓮上人が山中で玉依姫命の霊験を受け、朝廷の命で上宮が建てられたことに始まるとされる。下宮の礎石群の調査からは、創建は8世紀後半にさかのぼると考えられている。主祭神は玉依姫命で、「魂を引き寄せ、引き合わせる」という神名の意味から縁結びの神として信仰されてきた。宝満山は大宰府政庁の鬼門(東北)にあたる位置にあり、当社は大宰府鎮護の神として崇敬を集め、平安時代以降は最澄・空海をはじめ大陸へ向かう遣唐使らが航海の安全を祈願した歴史も持つ。この神社は、漫画・アニメ『鬼滅の刃』の主人公「竈門炭治郎」と同じ「竈門」の姓を持つこと、また大宰府の鬼門を封じる神社であることなど複数の共通点があるとして、2019年11月頃からファンの間で作品の聖地と推定されるようになり、参拝者が急増したと報道されている。これはあくまで作品の公式設定として舞台に指定された場所ではなく、名称の一致や由緒の共通点から自然発生的に「聖地化」した事例である点に注意したい。現役の神社であるため、参拝者・氏子への配慮を最優先し、社殿や祭礼中の撮影ルールに従うこと。

アクセス: 西鉄太宰府線「太宰府駅」からバスまたは徒歩約40分

作品

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