牛久シャトー

赤絨毯の広間

日本初の本格的ワイン醸造場として1903年に開設された国指定重要文化財。VIVANT では第8話、赤絨毯の広間のシーンで登場する。

赤煉瓦造りの本館と発酵室が明治の洋風建築そのままの姿で並ぶ牛久シャトーは、実業家・神谷傳兵衛が1903年(明治36年)に開設した、日本で初めて葡萄の栽培から瓶詰めまでを一貫して行った本格的ワイン醸造場だ。神谷傳兵衛は浅草に日本初の西洋風バー「神谷バー」を開いた人物でもあり、名物カクテル「電気ブラン」を生み出した「日本のワイン王」としても知られている。赤煉瓦とアーチ窓が並ぶ外観は施設全体が一枚の絵のような重厚さを持ち、明治期の洋風建築特有の重々しさがそのままドラマの緊張感に重なる。醸造場としての機能美と洋館建築の装飾性が両立している点も見どころだ。

旧醸造場施設のうち事務室(現・本館)、発酵室(現・神谷傳兵衛記念館)、貯蔵庫の3棟は、2008年6月9日に文部科学大臣から国の重要文化財に指定された。近代化産業遺産にも数えられ、現在はレストランやショップ、当時の醸造の様子を伝える展示を備えた見学施設として公開されている。近年は運営会社が交代し、一時休止していたレストラン営業も再開されるなど、地域の観光拠点としての再整備が進んでいる。

VIVANTでは第8話、赤絨毯が敷かれた重厚な広間の場面のロケ地として用いられ、緊張感ある会談の舞台を彩った。開館日や見学可能な範囲は事前に確認してから訪ねたい。JR常磐線「牛久駅」より徒歩8分。赤絨毯の広間での撮影は、明治期の重厚な洋館建築が持つ非日常感を存分に活かしたものだったといえる。

アクセス: JR常磐線「牛久駅」より徒歩8分

登場シーン

作品

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