一畑薬師(一畑寺)

本坊書院のロケ地

出雲市小境町にある一畑薬師の本坊書院。VIVANT続編第1話のロケ地として登場する眼病平癒・子守り薬師で知られる古刹。

一畑薬師(一畑寺)は寛平6年(894年)の創開と伝わる古刹で、漁師の与市が出雲・赤浦の海中から引き上げた薬師如来を本尊として祀ったのが始まりとされる。夢のお告げで盲目の母の目が開いたという言い伝えから「目のお薬師様」と呼ばれ、眼病平癒の祈願に全国から参拝者が訪れる。戦国期には尼子氏・毛利氏、江戸期には松江藩主・京極氏や松平氏の保護を受け、臨済宗妙心寺派の一畑薬師教団の総本山として、全国に約50の分霊所を持つまでになった。

本坊書院をはじめとする伽藍が広がる境内は宍道湖八景のひとつに数えられる眺望を持ち、1300段を超える石段の参道や、子守り観音として知られる千手観音像もある。参道沿いには十六羅漢像なども点在し、山門から本堂までの道のりそのものが参拝体験になっている。出雲大社などとあわせて巡拝する参拝者も多く、山陰地方屈指の巡礼地となっている。VIVANT続編第1話では、この本坊書院がロケ地として使われ、島根を舞台にした物語の続きを印象づける場面となった。境内には巨大な下駄のモニュメントなども点在し、参道歩きそのものが見どころになっている。参拝の道のりそのものが、信仰の厚みを体感できる時間になっている。

境内は現在も日々参拝者を受け入れる現役の寺院であり、書院内部の見学可否や撮影範囲は現地の掲示・案内に従うこと。祈祷や法要の最中は特に配慮したい。一畑口駅からのバス便は限られるため、車での訪問が現実的なアクセス手段になる。

アクセス: 一畑電車「一畑口駅」からバス(便数少)、または車での訪問が現実的

登場シーン

作品

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