牧野公園

「日本さくら名所100選」、牧野富太郎が愛した杜

金峰神社の杜に広がる、「日本さくら名所100選」の公園。牧野富太郎が幼少期に植物観察をした場所。富太郎にちなむ石碑もあり、桜以外の季節も足跡を辿れる公園。

牧野公園は、高知県高岡郡佐川町の金峰神社の杜に広がる公園で、「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所として知られる。植物学者・牧野富太郎は佐川町の生まれで、少年時代からこの神社の杜で植物観察に親しんだと伝えられ、公園には牧野が命名に関わったとされる桜の一種「センダイヤ」をはじめ、多くの品種の桜が植えられている。NHK連続テレビ小説『らんまん』(2023年4月3日-9月29日放送、神木隆之介主演)は、牧野富太郎をモデルにした架空の主人公・槙野万太郎の生涯を描いたフィクション作品で、佐川町がその原点となる故郷として位置づけられている。ドラマの放送を機に、佐川町では牧野富太郎ゆかりの地を巡る観光客が増え、町を挙げて受け入れる取り組みが進められた。公園は誰でも自由に散策できる無料の公共施設で、春の桜の季節は多くの花見客で賑わう。隣接する金峰神社への参拝と合わせて訪れるのが定番の巡り方で、静かな杜の空気の中に、牧野富太郎の少年期の足跡を感じられる場所だ。公園内には富太郎にちなむ石碑や案山も設けられており、桜の季節以外に訪れても、植物学者としての足跡を静かに辿ることができる。園内の木々には植物名を記した札が付けられていることもあり、散策そのものが小さな観察になる。

アクセス: JR土讃線「佐川駅」から徒歩約15分

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作品

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