タカオとユキノが東屋のベンチで語り合う中心舞台
1906年開園の国民公園。タカオとユキノが東屋のベンチで語り合う、新海誠作品で最も有名な聖地の一つ。3様式の庭園が広がり、東屋以外にも季節ごとの表情を持つ庭。
新宿御苑は、東京都新宿区にある国民公園で、1906年(明治39年)5月に皇室庭園として開園し、1949年(昭和24年)に一般公開された。日本庭園・イギリス風景式庭園・フランス式整形庭園の3つの様式を組み合わせた約58.3haの敷地に、四季折々の植物が植えられている。新海誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』(コミックス・ウェーブ・フィルム製作、2013年5月31日公開、46分)は、雨の日に学校を抜け出す高校生・タカオと、この庭園でしか会わない年上の女性・ユキノが東屋のベンチで交わす会話を軸にした物語で、作中のクライマックスもこの東屋が舞台になっている。作品は物語の最後に新宿御苑がモデルであることを明示すると同時に、実際の新宿御苑では飲酒が禁止されている旨の注意書きが表示される、新海作品らしい種明かしの演出がある。新宿御苑は有料の入園施設(一般500円、季節や開園時間の変更あり)で、園内には「飲酒禁止」の看板が実際に掲示されている。聖地巡礼で訪れる際は入園料や開園時間を確認し、他の利用者の憩いの場であることを念頭にマナーを守って過ごしたい。園内は日本庭園・イギリス風景式庭園・フランス式整形庭園と表情が大きく変わり、東屋のある一角以外にも、季節ごとに違った風景を楽しめる広さを持つ。桜や紅葉の季節は特に多くの来園者で賑わうため、平日や開園直後の時間帯を狙うと落ち着いて過ごせる。
アクセス: 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」1番出口から徒歩約5分