大垣城を望む市民公園、複数のシーンの舞台
大垣城の本丸・二の丸跡を整備した公園。劇中でマリアが遊ぶ場面、結絃が家出して隠れる場面の舞台。
大垣公園は、大垣城の本丸と二の丸の跡地を整備した市民公園で、明応9年(1500年)頃の築城とされる大垣城の復興天守がそびえる。関ヶ原の戦いでは西軍・石田三成らの本拠地になった歴史を持つが、昭和20年(1945年)7月の大垣空襲で天守が焼失し、昭和34年(1959年)に再建された。平成23年(2011年)には史料に基づき焼失前の外観に近づける改修が行われている。現在の大垣公園には大型の複合遊具やイルカをかたどった噴水池があり、地域の親子連れが日常的に利用する憩いの場になっている。映画『聲の形』では、この公園がマリアが保育園からの帰りに遊ぶ場面や、家出した結絃が隠れていた場面の舞台として描かれた。公園南側の県道237号線沿いの歩道には石垣の境界があり、植野が石垣の上に座り込む印象的なカットのモデルにもなっている。大垣城の天守内は史料展示施設として有料公開されており(入場料100円)、公園そのものは無料で誰でも出入りできる。聖地巡礼で訪れる際は、天守の見学時間や休館日を確認するとともに、他の来園者・地域住民の憩いの場であることを念頭に、マナーを守って過ごしたい。
アクセス: JR・養老鉄道・樽見鉄道「大垣駅」から徒歩約15分