劇中の告白シーンの舞台、水門川に架かる待ち合わせの橋
大垣市街を流れる水門川に架かる橋。劇場版『聲の形』で硝子が将也にプレゼントを渡し告白する場面の舞台。
美登鯉橋は、岐阜県大垣市の中心部を流れる水門川に架かる歩行者用の橋で、橋の下に多くの鯉が集まることからその名がついたとされる。水門川自体は大垣城の外堀の役目も果たしてきた川で、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた地として知られる大垣は「水の都」を掲げる街づくりを進めており、川沿いの遊歩道は市民や観光客の散策路として整備されている。この橋は、大今良時原作・京都アニメーション制作の映画『聲の形』(2016年9月17日公開)で繰り返し重要な場面の舞台になった。物語の中で「いつもの場所」として硝子と将也が待ち合わせる橋であり、硝子が将也にビーズのお守りを手渡し、想いを伝えようとする核心的な場面がここで描かれている。作品の舞台のモデルが大垣市であることは大垣市観光協会も公式に認め、聖地巡礼マップの配信や関連イベントを通じて地域を挙げてファンを受け入れてきた。橋は現在も地域住民が日常的に利用する公共の歩道橋であり、聖地巡礼で訪れる際は通行人の妨げにならないよう配慮し、橋の欄干に長時間座り込むなどの行為は避けたい。水門川沿いには他の関連スポットも点在しており、大垣駅から四季の広場を経由してこの橋まで歩く川沿いルートが定番になっている。
アクセス: JR・養老鉄道・樽見鉄道「大垣駅」から徒歩約10分