柏の八幡宮
千葉県柏市増尾にある八幡宮。地域の氏神として親しまれ、VIVANT第4話のロケ地として登場する。
新京成線「新柏駅」からバスまたは車で向かうことになる廣幡八幡宮は、千葉県柏市増尾の高台に鎮座する神社だ。創建年代は定かでないが、社伝では第59代宇多天皇の勅願により下総国の鎮守として建てられたと伝わり、建久4年(1193)には社殿が再建されて近郷の守護神として祀られてきた。慶安2年(1649)には江戸幕府から社領10石の御朱印状を受けており、地域の信仰の核として長い歴史を持つ。明治維新後の社格制定では村社に列格し、以来増尾の氏神として崇敬を集めている。
約6,000坪という広い境内には、銅板葺権現流造の本殿、鉄板葺切妻造の幣殿、瓦葺入母屋造の拝殿と社務所が建ち並び、境内社の大杉神社も祀られている。緑豊かな参道の並木と社殿の落ち着いたたたずまいは、都心近郊の住宅地とは思えない静かな空気をまとう。
VIVANT第4話では、関東近郊の日常を描く場面のロケ地としてこの神社が撮影に使われた。ドラマの舞台としては目立たない存在だが、こうした地域密着型の古社が起用されている点に、シリーズが描く「日常」のリアリティのこだわりがうかがえる。
地域住民の参拝が日常的に行われている現役の神社のため、社殿での祈祷中の撮影は控え、静粛な参拝環境を保つよう配慮したい。
アクセス: 新京成線「新柏駅」からバスまたは車