湘南の競輪場
神奈川県平塚市にある競輪場。湘南地域を代表する開催場で、VIVANT続編第1話のロケ地として登場する。
VIVANT続編第1話、独特の緊張感を持つ空間として撮影に使われたのが、相模川に近い平塚市久領堤にある平塚競輪場だ。バンクを見渡す観客スタンドと場内の飲食店街を備え、湘南地域のギャンブル・スポーツ観戦文化を支えてきた開催場である。 1950年6月に通産省の許可を受けてから5か月というスピードで完成し、同年11月22日に開設された、全国で55番目の競輪場だ。翌1951年には昭和天皇の行幸を受け、1955年の国民体育大会では自転車競技会場にもなっている。1958年には評論家・大宅壮一が提唱した公営ギャンブル廃止論の逆風を受けたが、当時の平塚市長がこれを擁護して存続した経緯もあるという。70年以上の歴史の中で、地域とともに存続の危機を乗り越えてきた施設だといえる。ドラマの緊張感ある場面にこの競輪場が選ばれた背景には、こうした幾度もの危機を越えてきた施設特有の空気感があったのかもしれない。 1999年からはナイター競走「湘南ミルキーウェイレース」が始まり、2012年にはガールズケイリンの復活初開催も行っている。開催日以外は静かな施設だが、レース開催時は観客・関係者の出入りが多いため、施設が定める入場ルールや撮影マナーに従うこと。JR東海道本線「平塚駅」からバスで約15分の距離にある。バンクを見渡すスタンドに立てば、劇中の緊張感がどのような空間から生まれたのか、体感として理解できるはずだ。
アクセス: JR東海道本線「平塚駅」からバスで約15分