権現堂堤

約1000本の桜並木、幸手を象徴する景観

埼玉県内有数の桜並木、約1000本のソメイヨシノが1kmにわたって続く堤。こなたの住む幸手のシンボル的景観。

権現堂堤(権現堂桜堤)は、埼玉県幸手市内国府間にある堤防沿いの桜並木で、中川の堤防上約1kmにわたって約1000本のソメイヨシノが植えられている、埼玉県内でも有数の花見の名所。もとは江戸時代の天正年間に、利根川の支流だった権現堂川の堤防として築造されたと伝えられ、1876年に明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄ったことから「行幸堤」の別名でも呼ばれるようになった。権現堂川自体は1933年(昭和8年)に廃川となったが、1949年(昭和24年)、旧堤防のうち中川の堤防として残った部分に改めてソメイヨシノが植樹され、現在の桜堤の姿になった。例年4月上旬が見ごろで、堤の下に咲くアブラナの黄色と桜のピンクが織り合わさる景観が観光ガイドでも紹介されている。夏はアジサイ、秋には彼岸花やコスモスが植えられ、季節を通じて花の名所として親しまれているのも特徴だ。「らき☆すた」の作者・美水かがみの出身地であり、主人公・泉こなたの住む町という設定のモデルになった幸手市を象徴する景観のひとつとして、聖地巡礼で幸手を訪れるファンの散策先にもなっている。花見シーズンには「幸手権現堂桜堤桜まつり」が開催され多くの観光客で賑わうため、堤の上を歩く際は他の花見客や自転車・車両の通行に配慮したい。幸手駅からは距離があるため、バス便や自転車の利用が現実的な移動手段になる。

アクセス: 東武日光線「幸手駅」からバスまたは徒歩約20分

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