湯涌稲荷神社

「ぼんぼり祭り」の神事が行われる湯涌温泉の守り神

湯涌温泉街の高台に鎮座する神社。作中の秋祭り「ぼんぼり祭り」の神事が行われる神社として描かれた。温泉街の石段の先に鎮座し、地元の参拝者に日々親しまれている。

湯涌稲荷神社は、石川県金沢市の湯涌温泉街を見下ろす高台に鎮座する神社で、古くから温泉地の守り神として地域の人々の信仰を集めてきた。P.A.WORKS制作のテレビアニメ『花咲くいろは』(2011年4月-9月放送)では、この湯涌温泉が架空の「湯乃鷺温泉」のモデルとなり、作中の秋祭り「ぼんぼり祭り」の神事が行われる神社としてこの湯涌稲荷神社が描かれている。特筆すべきは、作中の祭りが単なる創作にとどまらず、2011年10月9日から実際の「ぼんぼり祭り」として現実の湯涌温泉で開催されるようになった点だ。以来毎年秋に続けられており、地域とファンが共に作り上げてきた稀有な聖地といえる。境内は温泉街から続く石段を上った先にあり、日常的に参拝者が訪れる現役の神社であるため、聖地巡礼で訪れる際も静かに手を合わせ、祈願中の参拝者や神事の妨げにならないよう配慮したい。祭りの当日以外は比較的落ち着いた時間が流れており、湯涌温泉の街並みとあわせてゆっくり歩くのに向いている。温泉街の細い坂道を上っていくと現れる境内は、ふだんは観光客よりも地元の参拝者の姿が目立つ、暮らしに根づいた神社という側面が強い。祭りの当日には神事に加えて奉納行事も執り行われ、湯涌の一年を締めくくる大切な舞台になっている。

アクセス: 北陸鉄道バス「湯涌温泉」バス停から徒歩約5分

登場シーン

作品

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