「ぼんぼり祭り」の会場、湯涌の山並みを映す人造湖
湯涌温泉の人造湖。実際の「ぼんぼり祭り」の主要会場となっている、遊歩道の整った静かな湖。祭りの夜は提灯の明かりが湖畔を照らす、一年で最も賑わう時間。
玉泉湖は、石川県金沢市湯涌町にある人造湖で、周囲には遊歩道が整備され、湯涌の山並みや温泉街の風情を水面に映す静かな景観が広がっている。『花咲くいろは』の舞台モデルとなった湯涌温泉では、作中に登場する秋祭り「ぼんぼり祭り」が2011年10月9日から実際の祭りとして開催されるようになり、この玉泉湖周辺が祭りの主要な会場のひとつとなっている。祭りの夜には無数のぼんぼり(小さな提灯)が湖畔や温泉街を灯し、アニメの世界観そのままの光景が現実に立ち現れることで、放送終了後も多くのファンが訪れ続ける理由になっている。祭りの開催されない時期も、湖畔の遊歩道は誰でも自由に散策でき、湯涌温泉の静かな自然を味わえる場所として親しまれている。湖畔は住宅や旅館にも近接しているため、散策や撮影の際は地域住民の生活や旅館の営業に配慮し、深夜の訪問や大声での会話は控えたい。祭り当日は多くの来場者で賑わうため、混雑時のマナーにも注意が必要だ。普段は観光客もそう多くない静かな湖だが、祭りの夜だけは提灯の明かりと人の声で満ち、一年でもっとも湯涌温泉が賑わう特別な時間になる。湖畔の遊歩道からは、対岸に連なる旅館の灯りと山の稜線を同時に眺めることができる。
アクセス: 北陸鉄道バス「湯涌温泉」バス停から徒歩約5分